Twitterがガーナにアフリカ拠点を設立すると発表。
4月12日、Twitterの創業者でありCEOを務めているジャック・ドーシー氏は自らのTwitterアカウントで、アフリカ初の拠点をガーナに設立すると発表しました。
?? Twitter is now present on the continent.
Thank you Ghana and @NAkufoAddo. #TwitterGhana https://t.co/tt7KR3kvDg
— jack (@jack) April 12, 2021
ガーナ大統領も歓迎
ガーナのアクフォ=アド大統領はこのツイートを引用し、「Twitterがアフリカ事業の本部としてガーナを選んだことは素晴らしいニュースだ」と自身のアカウントでコメントしました。
The choice of Ghana as HQ for Twitter’s Africa operations is EXCELLENT news. Gov’t and Ghanaians welcome very much this announcement and the confidence reposed in our country. 1/3 #TwitterInGhana #TwitterGhana https://t.co/HdCqFgXK0x
— Nana Akufo-Addo (@NAkufoAddo) April 12, 2021
自由で開放的なネット環境などが設立の理由
Twitter社は自社のブログでアフリカ初の拠点をガーナに設立した理由として、アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)協定の常設事務局がガーナにあることや、ガーナには自由で開放的なネット環境があることなどをあげています。
オフィスの設立はまだ少し先?
ガーナのTwitterオフィスはまだ設立されておらず、新チームのメンバーはしばらくリモートで勤務することになるそう。
Establishing Twitter’s presence in Africa
https://blog.twitter.com/en_us/topics/company/2021/establishing-twitter-s-presence-in-africa.html
インフラ整備が進むガーナ
ガーナでは2019年3月にVodafone Ghanaが LTE サービスを開始しており、モバイルデータサービスの品質が近年大幅に向上。アフリカのインターネット使用率はまだまだ先進国には及ばないものの、モバイルでのネット利用は増加傾向にあります。
インフラ整備も進めており、テック企業が進出しやすい環境となっています。2018年にはGoogleがAIのリサーチセンターをガーナに設立しており、Facebookは南アフリカに進出。アフリカのテック企業への外国資本からの投資も増えているようです。
人口が年々増加。2100年には世界全体の3割となる見込み
アフリカの人口は年々増加していて、2100年には世界全体の3割強になるとも言われています。中国のような成長を遂げるにはまだまだ問題も課題も多いアフリカですが、今後どのように発展していくのでしょうか。