新型コロナウイルスがウミガメに与えた好影響?セネガルでウミガメの産卵が増加

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は世界経済に大きな打撃を与えましたが、セネガルにおいてはウミガメに好影響を与えているようです。

ウミガメの数がコロナ禍以前の7倍以上に

絶滅危惧種に指定されているウミガメの営巣であるセネガルの海岸では、コロナ禍において人流が抑制されたために街の明かりが消え、卵を産みに来るウミガメの数が昨年から増えたのだとか。ゲレオという地域の海岸では、コロナ前年は2匹しかいなかったウミガメが昨年15匹に増えるなど、顕著な効果が生まれています。

ただ、経済活動の抑制がウミガメに良い影響を与えたのであれば、経済活動が元に戻ればまたウミガメの数は減ってしまうということになります。

アフターコロナでもウミガメが戻ってくる海へと

ウミガメは食物連鎖のバランスを取り、海の生態系を健全に保つ上で欠かせない存在だと語る、海洋保護活動家であるシャーロットトーマス氏は、営巣率がコロナ禍前に戻らないよう強く訴えています。

私たちの生活を大きく変えてしまった新型コロナウイルスですが、自然環境においてはこのような良い結果を生み出すこともあるようです。このような事実はアフターコロナの世界で、自然との共生をさらに深く考えるきっかけにもなるかもしれませんね。