今年の11月23日にオマーンで、とあるマラソン大会が開催されました。

トラック競技ではなく公道を使用した陸上競技は、オリンピック種目でもある42.195kmを走るフルマラソンが代表的でしょうか。日本では2007年からリニューアルされた東京マラソンをきっかけに「競技者と観戦者」という立場だけではなく、市民ランナーとして参加する人も増えています。

今回オマーンで開かれたマラソンは、大きな括りとしてはウルトラマラソンと呼ばれる42.195kmを超えた距離のマラソンを走る競技に分類されます。そんな今回のマラソンの舞台は灼熱の砂漠。総コース距離は実に約165kmにも渡るとのことです。いわゆる賞金レースではありませんが「ただ大きな挑戦がしたい」という想いを持つ人も多くいるということでしょうか。

今回オマーンで開かれたこの「砂漠マラソン」の男子の部の優勝タイムは14時間23分42秒でしたが、完走者のほとんどが1日以上かかったとのこと。いかに過酷なレースだったのかが伺えます。

オマーンは1970年から就任した国王が、以前までの消極的な外交から一転して積極的な開国へと舵を切ったこともあり、アラビア半島でも有数のリゾート国として今注目を集めています。
アラビア海やペルシャ湾、オマーン湾といった沿岸のアクアエリア、砂漠地帯だけなく標高差の大きい峡谷も抱える内陸部など数多くの景観スポットを有していることから、特に欧州からの人気が高く、2017年には350万人を超える観光客がオマーンへ訪れています。

ウルトラマラソンは観光名所を舞台として開催されることが多く、今回オマーンで開催されている砂漠マラソンもまた観光誘致の目的を持っています。日本からオマーンへ旅行に行かれる方は、オマーンの代表的な観光ポイントでもある砂漠で開催される、このマラソンに参加されてみるのも良いかもしれませんね。ただしセルフマネジメントには十分にご注意ください。